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2026年6月 5日 (金)

対応バイアス

  初めてあった人や、見ず知らずの人にラベルを貼りたがる場合が多い。簡単に言うと、「あの人は、あんな人だ・・・・・」と、思うとすでに偏見が入っているのである。この偏見が、「対応バイアス」というのだ。タダノ教授が説明してくれた。彼が、普段心がけていることはこの「対応バイアス」に陥らないことだという。相変わらず難しいことを言う親友だ。ちょっと説明してもらった。

 

 例えば、電車の優先席に若いネーチャンが座っていたとすると、「このネーチャンは、”マナーが悪い人”と、決めつけてしまう。」しかし、ひょっとすると、このネーチャンは、体調が悪くて座っているのかもしれないし、妊婦かもしれない。

 

 会社の人事異動で、専門外の職場に配置転換されたときに、「上司は、俺に意地悪している」と、決めつけてしまう。しかし、上司は、職域を広げて、さらなる能力アップを狙って、職場の変更をやったのかもしれない。

 

 このように、真意はわからないのだが、勝手に、人の性格を決めつけてしまうのが、「対応バイアス」なのだと、説明してくれた。つまり、その行動をその性格と、関連付けがちなのだ。しかし、このバイアス(偏見)は、判断を誤る場合があるから注意が必要であると、タダノ教授は、アドバイスしてくれたのだ。

 

 どうして、人は、「対応バイアス」に陥るのであろうか。教授によると、次の要因が考えられるという。

 

認識の欠如

 状況の情報不足だ。。状況を認識していないと、特定の人がなぜそのような行動を取るのかの因果関係を理解することはできない。認識できない状況の方が多いのが現実だ。

 

非現実的な期待

 自分の思っていたのと違う行動をとると、対応バイアスが 生じるのだ。例えば、友達が大金持ちだったときに、彼にさわれて食事に行った。きっと、フレンチのフルコースを奢ってもらえることを期待していたが、普通の食堂だった。こんなときに「彼はケチに違いない」と、思ってしまう。本当は彼が、普通の食堂のメニューが好きだったかもしれないのだ。期待や推論が友人の行動によって覆されると、性格に関する勝手な思い込みが発生するのだ。

最初に持っていた考え自体の妥当性が問題となのである。そのために誤った推測をしてしまう場合があり、対応バイアスの原因となったのだ。

 

過大な分類

  会社で不祥事が起きると、その不調時を起こした人だけでなく、組織全体が、不祥事の塊のように思い社員全員が、不祥事に手を染めていると考えてしまう。

実際は一部の者により不祥事が引き起こされたのだった。

 

 不完全な修正

  非常に簡単に言うと、最初の推論をなかなか修正できないということだ。例えば、困っていたときに、お金を貸してくれて、なんとか急場のしのいだ経験があったときに、貸したくれた親切な人を頼もしく思うものだ。しかし、その人が、実は、反社会勢力の一員だったと、他の人が教えてくれたとしても、一旦親切な人という刷り込みが入っているために、事実を受け入れることができない。

 

 このように対応バイアスに陥らないために、客観的に物事を捉えるようにしなくてはいけない、と、タダノ教授が教えてくれた。彼は本当になんでも知っているので、小生は、感心するのであった。

2026年5月30日 (土)

ネオテニー

  現役を引退した小生と、まだ半分現役中(理工学部の教授を定年退職で引退したのだが、名誉教授待遇で残っている)のタダノ教授とは小学校以来の親友である。最近は特にの飲みながら懇談する機会が増えたのである。責任のない素直なやり取りが酒を呼ぶのである。旨い酒があると、彼の本音が聞けるのも嬉しいのだ。彼と今回も呑みながらの懇談のときである。今回は、ネオテニーの話題に湧いたのである。

 

 東洋人は、欧米人と比べると、どことなく幼さが残っているというのだ。特に日本人は、東洋人の中でもおとなになったところで、幼さを何処かに残している人が結構いる。つまり、「性的には、成熟しているのだが、未成熟な特徴が残っている。」と、言うのである。言い換えると、『未熟な特徴を残しながら、おとなになっている。なのだ。この未熟な特徴は、決して悪いことではない、と、タダノ教授は言うのだ。そしてこのような生物現象を”ネオテニー(neoteny)と、言うのを説明してくれたのだ。日本語では、「幼生成熟」または、「幼態成熟」と訳されている。難しいことを知っているものだと、彼にはいつも感心する。

 

 日本人の新生児にみられる蒙古斑があるのだが、西洋人は、胎児のときに消えてしまうのである。つまり、日本人は未熟さが残って、生まれるというのだ。また、他の人種と比べて、平べったい顔、、薄い体毛、短い手足なども総体的な幼さの特徴だろう。また、米国にいたときのことである。。概して、日本人は、たしかに、子供っぽく見えるのだった。中には、年が若くみられて喜んでいた奴もいたのだ。しかし、タダノ教授によると、この幼い特徴を持つことが、日本人特有の感性が豊かになる思考だという。

 

 日本人のネオテニーの度合いが進むということで、脳の特性や、そしてその成長がゆっくり進むというらしいとタダノ教授は説明してくれたのだ。まだ学説の段階だが、”禅の心”、茶道、華道などの侘び寂びの世界感を重視する文化が進んでいるのもネオテニーの影響らしい。この世界観を欧米人が理解するのは難しいが、日本人ならば、そんなに難しいことを言わないでも感覚でわかるのだ。能や歌舞伎そして、武道なども感性として、ストーンと腹に落ちるのも多くの日本人ならわかるだろう。

 

 戦前、特に明治大正時代の日本人の平均寿命は、60代前後だった。その時の60歳は、かなりの老人だ。ほとんど隠居しているのだから、そのように見えるのだろう。しかい、今はどうだろう。定年が65歳となり、さらに70歳にしようとしている。60代などは現役さながらだ。これもまた、日本人のネオテニーが進んでいるということなのかもしれない。これは、小生の仮説である。

2026年5月25日 (月)

プレマックの原理

 タダノ教授と飲みながら、「アメとムチ」の話をしているときのことだった。彼からプレマックの原理というのを教えてもらった。アメリカの心理学者出会ったデビット・プレマックが提唱した概念というのだ。犬や猫を手なづけたり、子どもに勉強を教えたりするときに役立つ原理とのことだ。ときには、大人にも役立つという。要するに”ご褒美をあげる”ということが、とても大きなモチベーションになるということだ。

 

  たとえば勉強を30分間したら、好きなマンガを1冊読めるとする。その結果、勉強をする行動は、マンガを読む行動によって強化されるわけだ。また、5kmランニングしたら、スウィーツを食うなどと取り決めると、ランニングをする行動が強化されるので、健康増進にもなるし、ダイエットに繋がることだってあり得る。小生などは、「ランニングの後のビールが美味い。」など、どっちが目的で手段なのかわからなくなるけれども、ご褒美があるわけだから、強い動機付けになるというわけだ。

 

 タダノ教授によると、この”ご褒美”が『正の強化子』と呼ばれる概念であり罰に当たるのが『負の強化子』とよぶのだという。まさに飴と鞭なのである。つまり「やりたくないな。(例えば、掃除や勉強など)」と、思う行動をやらなければならないときは、この「強化子」をうまく使うというのである。”ご褒美”を与えてもいいし、”罰”を与えてもいい。つまり、『やりたい行動・自発的な行動』を後回しにして、『やりたくない行動・義務的な行動』を先にさせることで、”やりたくない行動(義務的な行動)”が終わった語の報酬(正の強化)問いして、”やりたい行動(自発的な行動)”が機能するのである。これが、プレマックの原理と言う概念とのことだ。

 

 ただ、いくつかの例外的な事項があるという。関連のないことには効果が薄いという。例えば、テレビを見る前に、歯磨きをさせるなどは、関連性が薄く、現実的でない。また、報酬制・刺激性がつようすぎると、それにばっかり関心が向き、先に終わらせるべきの課題・義務意識を達成しづらくなる。

 

 要するに、アメとムチも程々にすることが、大切だと、タダノ教授を話していて、納得した次第である。

2026年5月20日 (水)

天神川ラン

 春が終わりかけてたら、もう気温は、初夏を過ぎて、夏日が続く日が続いてますね。5月末だと言うのに、そして梅雨前なのに、30℃を超える日が日本のあちこちの街にあるという無茶苦茶な暑い日が続いている。それでも、朝晩は、それなりに涼しいので、その風を受けながら、相変わらずのランニングの練習は、気持ちが良いのでやめられない、今日この頃である。

 

 例年ならば、6月初めに、満開を迎える伊丹市荒牧にあるバラ公園(入場は無料)である006_20260517085601 001_20260517085601 が、どうやら満開をむかえたようなので、トレーニングのついでに寄ることにした。小生のホームコースの一つである”天神川堤防コース”の途中にあるのが、このバラ公園なのだ。天神川(二級河川)は、ほとんど生活用水の川であ004_20260517085701 005_20260517085701 007_20260517085701 013_20260517085801 るが、ここ数日晴天が続いていたので、川底が干上がっていたのだ。しかし、雨が降れば、すぐに川らしくなるので、問題はないようだ。この堤防の法面には、初夏の草花が元気に咲いているのだ。それらを見ながらランニングをすると、気分がいいものである。

 

 途中、目的のバラ公園に、寄ってみた。午前9時からの開園であるが、8時前だと言うのに、パラパラと、バラを楽しんでいる近所の人を見かけるのである。小生も、適当にぶらついて、カメラにバラを収めて、ランニングを再開したのである。

017_20260517085801 011_20260517085801 016_20260517085901 014_20260517085901 009_20260517085901

2026年5月15日 (金)

量質転化の法則

 練習で数をこなせば(量を増やせば)、上手になる(質が上がる)。と、小学校の時から、言われてきたのである。スポーツでも勉強でも繰り返し、そして繰り返していくことが、できるようになるのだと、言われ続けてきたのである。まさに、昭和の根性論なのである。もちろん当時は、これを真に受けていたのであった。つまり繰り返すことにより、スポーツでは、出来なかったことができるようになり、勉強では、解けなかった問題が溶けるようになるというのだ。これを「量質転化の法則」というらしい。タダノ教授も小生と同様に、このことを小学校のときには受け入れていたらしい。しかし先日タダノ教授と飲みながら歓談していたときだ。この「昭和の根性論による量質転化の法則」は間違いではないかと、思い始めた時が有ったというのである。

 

 小学校の高学年の算数の問題で、ツルカメ算に四苦八苦して取り組んでいたときのことだ。基礎が大切だからといって、計算問題だけをやっても、ツルカメ算が解けるわけがない。どんなに計算問題をやったところで、無駄なだけだ。と、感じたというのだ。解き方を会得して、初めて解答を得るというのだ。当然である。更に、方程式がわかると、ツルカメ算など難なく解くことができる。要するにどのように解けばいいのかを知っていれば、解けるということだ。

 

 また、ピアノが上手になりたいからと毎日ピアノの鍵を叩いたところで、ショパンが弾けるわけではない。ゴルフがうまくなりたいからと言って、毎日クラブを振り回しているだけではうまくなるはずがない。回数をやれば、段々とうまくなる(こともあるか?)とは限らない。ではどうすればいいのだろうか。タダノ教授の持論によると、闇雲に、根性で量を増やしたところで、質(上手くなるということ)が改善されるわけはないのである。適切な指導者のもとで、適切に量を増やすことで、質が向上するというのだ。ひたすら根性で、量を増やしたところで、上手くなるどころか、悪い癖がついて、かえって進歩を妨げることになるかもしれないのだ。

 

 要するに、指導者からの手本をもとに、量をこなすのが、質への添加が速いというのだ。つまり大切なのは、稽古なのである。世の中には、独学で、ノーベル賞を取る天才もいる。誰から教わることなく楽器の演奏ができる人もいる。ひたすら我流で、トレーニングを積み、オリンピックで金メダルを取る人だっているのだ。これらの天才と比較しても仕方がない。凡人を自覚している小生には、やはり稽古を積むのが上達の近道のようだ。

 

 タダノ教授によると、量質転化の法則は、しっかりしたプログラムに則り、稽古や練習すれば、成り立つのである。

2026年5月10日 (日)

真理の錯誤効果

 『ウソも百回つけば本当になる』という言葉があるように、間違った情報や、大げさな情報でも幾度も聞いたり、テレビで見たりすると、本当だと思えるようになるのだ。タダノ教授と呑みながら話をしていたときに、この効果を”真理の錯誤効果”というのだと教えてくれた。現代のように情報化社会であれば、デマや、ウソがすぐに拡散して、あたかもそれが本当のように思えるから不思議だ。

 

 SNSなどのフェイクニュースや、時にはコマーシャルなども、注意して、受け止めなければならないのだ。親友のタダノ教授が、このことを心理学では、「真理の錯誤効果」というのだと教えてくれた。流石にタダノ教授は博識だ。こんな難しい言葉を知らなくても、小生は、内容を十分にわかっているつもりだ。情報リテラシーについては学校でもすでに教えられているのだから、ネット情報の取り扱いには、小中学生ですら、注意している今日このごろである。ネットの情報は疑ってかかれというのは、今では、常識にすらなっているのである。タダノ教授の素晴らしさは、「なぜ、この真理の錯誤効果が起こるのか」について、色々と文献調査をしたというのだ。(彼は、理工学部の教授であったが、心理学にも興味を示していたのだ。)

 

 彼の調べたことによると、

・人間の脳は、情報を処理しやすいほど、それを正しい、または真っぴょう性が高いと判断する傾向があるという。これを処理流動性そいうのである。

・同じ情報に何度も触れると、その情報の処理がスムーズになり脳にとって理解しやすく親しみやすいと感じるのであり、無意識に正しい判断に結びつくというのだ。つまり、『聞いたことがある情報は、正しい情報だろう』という、誤った関連付けが起こると考えられているのだ。

 

 簡単に言うと、「わかっちゃいるけど信じちゃう」というのである。いくつかの例を上げると、

・科学的根拠など乏しいが、「このサプリメントを飲めば、病気が治る」、「この健康法で痩せる」などである。

・特定の商品に関しての迷信などがある。例えば、「トマトを食べるとがんが治る」『牛乳は体に悪い」など、科学的にはなんの証明もされない事柄を真実であると、受け入れる。

・教科書や、参考書に記述された誤った情報を教師によって繰り返し教えられると、生徒は、その誤りを真実として記憶し、その後の学習や、認識に影響を与えるのだ。どこかの国の「愛国教育」などその典型だろう。

・「この勉強法なら誰でも成績が上がる!」といった効果が誇張された学習法が繰り返し紹介されると、その方法に根拠のない期待を抱き、他の効果的な方法を試さなくなる。

昭和時代に流行った「睡眠学習記憶機」などを購入した人が結構それなりにいたようである。(最近は全く見ない)

 

 いろいろな情報が溢れている現代であるが、常に原点に立ち返って物事を捉えることが大切なのだというのを改めて認識した次第である。

2026年5月 5日 (火)

神戸ネモフィラの丘

 ネモフィラは、北米産の春の草花だが、最近は、季節の話題ということで、テレビに取り上げられることが多い。とくに関東では、茨城の”国営ひたち海浜公園”がテレビのニュース やバラエティで取り上げられている。他にも結構、あちこちで、咲き誇っているのだ。立川の国営昭和公園も時々テレビに出てくるんだな。ここ数年ネモフィラがよく取り上げられるんで感心しているところだ。

 

 もちろん関西でも例外ではない。大阪では、”舞洲(まいしま)”が有名だ。以前は、ユリ園が有名だったのだが、2018年の台風被害で、ユリが全滅し、その跡地に「大阪まいしまシーサイドパーク」が開演し、ネモフィラの名所になったのである。また、兵庫県では、神戸市西区の丘の上に広がる自然に囲まれた開放的な観光スポットとなっている”神戸アグリパーク”では、この季節になると、「ネモフィラの丘」として、整備されて約100万本が植えられているのだ。いずれも人気のスポットであり、4月中旬から、5月中旬にかけて、家族連れが訪れるのである。

 小生の住んでいる伊丹からだと、神戸アグリパークにある「ネモフィラの丘」は中国道と阪神高速 を利用すると、50分くらいでいくことができる。平日だと空いているので、連休前に20260430__2 行ってみることにした。”昭和の日(4月29日)”の前日だ。幸いにも天気は良好だった。アグリパークは、8時からオープンということだ。しかし、ネモフィラの丘は、9時半にオープンすると、ネットに記載があった。そこで、10時前に到着するよう自宅を出発だ。予定通り、9時40分に到着である。

 

 早速会場に向かうのである。、アグリパークは入場無料だが、ネモフィラの丘は、別途大005_20260430073701 052_20260430073801 055_20260430073801 人1500円の入場料金を支払わねばならない。ただ、シルバー割引(60歳以上)があり、1200円支払うのだった。そしてネモフィラの丘に向かう。入口では、担当スタッフが、入場券の半券をもぎりとるのだった。(今時珍しい?!)そして再入場ができない旨を、がなり立てていたのだ。小生は、再入場する予定がないので、問題ない。

 

 ネモフィラの丘は、思っていた以上に広い。そして、ちょうど見頃を迎えていたのである。006_20260430073701 018_20260430073801 013_20260430073801 038_20260430073801 045_20260430073901 046_20260430073901 (この季節に見頃を迎えたからオープンするのだから当然だ。)適当に(と、言うかバンバンと)写真を撮りながら、ぶらりとゆっくりネモフィラを楽しむのだった。入場者の顔ぶれを見ると、シルバー世代が多い。平日なので当然だろう。(あまり他人のことを言えないな!)

 

 約40分くらいで、会場を後にして帰路につく。入場料を支払ってまで、見る価値があるかどうかはビミョウであった。ただし、話題性と、時間つぶしには十分になったのだ。

2026年4月30日 (木)

ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)

  ヒトツバタゴ(一つ葉多子)がこの季節になると、雪のように白い花を咲かせるのだ。我が家のヒトツバタゴは、今から13年前に愛知県犬山市に出かけたときの購入したものである。別名をナンジャモンジャと言い絶滅危惧種II類(VU)に指定されているのだ。ナンジャモンジャという名前が面白かったので、苗木を売っていたのを見かけたときに購入したのである。、正式名が一つ葉多子と言い、絶滅危惧種Ⅱ類に指定されていたのは、後日知ったのであった。

 

Z1 Z2  今年もまた、3月末に蕾がつき、4月中旬には、白い花を咲かせたのである。毎年この季節に、ナンジャモンジャが咲くのを楽しみにしているのだ。大きく育ち、遠くからは、粉雪が積もったように見える花が咲きほこるのがいつになるのかはわからない。それでも、楽しみには、しているのである。

 

 伊丹市荒牧には、阪神間の無料バラ公園が観光スポットとなっているのだ。その隣に”みどりのプラザ”という、公園がある。その公園にナンジャモンジャが一本植えられていたのを4年前に見つけた。まさか、伊丹市の公園で見ることができるとは、思わなかったので少しZ3 驚いたのだ。4月末に、この公園のそばをジョギングしているときに、何気なく見たときに、雪のように白い花が咲いていのだ。小生の住んでいる伊丹で、絶滅危惧種であるナンジャモンジャを見ることができたのは嬉しい。それ以来、毎年この季節に、花の咲き具合を見に来るのが常となったのだ。

 

 いずれ、犬山市で見たような大木になったナンジャモンジャを見ることができるかもしれない。その日までは、元気にしていたい気分である。

2026年4月25日 (土)

小野市”ひまわりの丘公園”

 兵庫県の中南部に位置している小野市は北播磨の中心都市であり、明石や神戸からも近い。と、言ったところで、やはり全国的にはマイナーであろう。小生の住んでいる伊丹からは、中国道、山陽道を利用すれば、1時間もかからないで到着するところでもある。過去4回ほど、この小野市で開催された市民マラソン大会に参加したのだった。(気が向いたならば、このブログのマラソン顛末記を検索してください。)

 

 小野市の観光スポットがいつくかあるが、その筆頭に上げてもいいと思うのが、「ひまわり013_20260424161901 の丘公園」なのである。夏はヒマワリ、そして秋はコスモスが有名である。そして、子供たちのための遊園地遊具が揃っている。家族つれにはとても人気がある。なによりも入場無料なのが嬉しいのだろう。

 

 このひまわりの丘公園では、4月中旬から、5月連休明けぐらいの間に、ネモフィラが植え002_20260424162001 011_20260424162001015_20260424162001 025_20260424162001 られており、それがまた名物となっている。ネモフィラが人気の観光ポイントは、最近増えている。阪神間では、大阪の舞洲が有名だ。それに神戸のアグリパークである。小野市のネモフィラもまた人気のスポットである。何しろ入場料無料が嬉しいのだ。

 

 休日と祝日は、当然のことながら、早くから家族連れで、混雑しているので、平日を狙って、ひまわりの丘公園に行くことにした。オープンは、9時半なので、それに合わせて入場す026_20260424162101 030_20260424162101 032_20260424162101 029_20260424162201 ることにした。流石に平日のオープン時だ。ゆっくりと回ることができる。ネモフィラは、元気に咲いている。ツツジとのコントラストも輝いて見えるのだ。阪神地区で、これだけ手入れがされており、そして無料でネモフィラを楽しめるところは、少ない。人気のほどがわかるというものだ。

027_20260424162101028_20260424162101 037_20260424162201

  ネモフィラを十分に堪能して、ひまわりの丘公園を後にしたのだ。

2026年4月20日 (月)

クレショフ効果

 タダノ教授と呑みながら、心理学的な偏見(認知バイアス)について、話すのが楽しみになってきた今日このごろである。彼の分析力にはいつも感心するのであった。今日はテレビなどの映像情報の取り扱いにおける認知バイアスについて教えてくれたのである。クレショフ効果というものについてだ。ロシアの映画作家・理論家であったレフ・クレショフが実験的に示したので、彼の名前がついているのだ。

 

タダノ教授によると、簡単に言うと、「2枚の関係ない写真に、意味があるようなつながりがあるように感じる効果だ。」と、いう。次のような例をあげてくれたのである。

 

1,地理的な関連性

  都心のタワーマンションの映像のあとで、部屋が映ると、実際には存在しない部屋であっても、タワーマンションの一室に感じるのである。

 

2,人間の関連性

  赤ちゃんの映像と、女性の映像を連続で見せると、その女性は母親のような印象を受ける。

 

3,意味の関連性

  サプリメントを飲む女性がスリムで美人であると、そのサプリメントはダイエットに有効に思えるが、体格の良い女性が飲むと、逆に健康に肉付きの良い女性になるように思える。

 

 このクレショフ効果は、テレビのコマーシャルで利用されているのだ。舗装されて山道を快適に走る車が林の中に滝の前で止まってドライバーが降りてきて深呼吸する。こんな映像を見せられると、この車は、環境に配慮し会社で作られたと印象を受ける。そもそもガソリンを燃焼し、排気ガスを出すクルマそのものが環境に優しいワケがないのだ。また、美女がつかっている化粧品CMをみて、その化粧品を使うと美人になるような気がするのだ。これなど典型的なクレショフ効果なのである。

 

 このように、クレショフ効果は、ビジネスで利用されているのだ。ただし、ポジティブのイメージは大切にしなければならないが、ネガティブにも注意が必要だということだ。今まで明るいイメージの俳優が一旦トラブルを起こすと、その俳優を使うことができないのだ。ネガティブになるから仕方がないのである。その俳優は、当分の間、仕事がなくなるのが、これもまたクレショフ効果なのかもしれない。

 

 人間は、真の姿ではなく、イメージで判断する生物なのだから、この心理効果を常に考えなくてはいけないということだ。

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