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2009年1月 9日 (金)

ポメラのある世界 ~その1~

 久々にほしいガジェットが発売された。キング事務から昨年の11月末にテキスト入力に特化した「POMERA」という商品だ。ポータブルメモライターを略したもののようである。始めてみたのは、雑誌「WINPC」の新製品紹介コーナーであった。早速ネットで、チェックするとすこぶる評判がいい。27500円の販売価格であった。もちろんこんな定価では買う人は少ない。俺もいろいろとネットで調べると2万円以下で売っているショップが結構ある。しかしどこもかしこも売り切れである。仕方がないので、もっとも安いところで予約した。19300円である。このくらいの値段まで下がるのだからなにを持ってして、定価というのかわからなくなる。かなり人気がある商品のようである。次に販売されるのは12月22日となっていた。結局それまで待つことになった。それまでの間、ネットでの評判や使用感、レビューなどをチェックしておくことにした。個人のブログでPOMERAの使用感をアップしているのが参考になった。
 12月21日にPOMERAが到着だ。開封してみると、それなりの重量感はある。このPOMERAはNHKでも町角情報室というニュースの一つのコーナーの中で紹介されていたのだ。NHKで紹介されていたように、胸のポケットからすーっと取り出すには、無理がありそうだ。実際に自分でやってみたが、胸のポケットに入れるようなものではない。鞄に入れて持ち運びが正しいと思う。注文したのは、プレミアムブラックであり質感も優れている。実際思っていたよりはその辺のゲーム機と違って、高級感がある。まずはマニュアルを一読して、早速初期設定だ。折りたたみのキーボードが特徴だが、そのキーボードのセットに慣れるのが先だ。広げると、少し小さめのキーボードという感じかな。キーボードのタッチは少し堅めだ。しかし、ピッチが大きいので、今までのモバイルとは比較にならないくらいタイピングは楽である。日本語変換にはATOKが使われているので、文字入力に違和感はない。キーのバネが少しきつい感じである。なれると問題はないようだ。マニュアルも一読すれば、十分である。テキスト入力に特化してあるので、読まなくてもわかる感じである。電源の入れ方はちょっと注意が必要だ。POMERAのキーボードを開くのと電源ボタンの長押しが要求される。反応が早いのがうれしい。使おうと思ったら、2秒で入力が可能になるのだ。次回入力は、電源を切ったところの先頭にカーソルが戻っているので、付箋機能を上手に使う必要がある。慣れるとこれはこれで便利である。
FキーはATOKで慣れているので問題ない。ただ、F1には付箋が、F2には日付スタンプが割り当てられている。F5には付箋呼び出しだ。これらに注意すればよい。1ファイルが8000文字という制限がある。俺が一番使うソフトは、5PMという個人データベース分の日記ソフトだ。試してみたところ、通常多くて1000文字程度しか入力してないのでこれで十分である。とにかくまずは使い始めることである。今までは、ビクターのモバイルを持ったり、さらにウィルコムのES3を持ったりといろいろとやってみた。しかし、ただ単にテキストだけの機能でないので、起動に時間がかかったり、キーボード操作が不自由だったりして、だんだんとよほどでないと使用しなくなった。それに比べると、このPOMERAはすごい。まずどこにでも簡単に持っていくことができる。起動は2秒で十分だ。キーボードが今までのモバイルと比べると格段に入力しやすい。どこでも簡単に入力できる環境になるので、移動中の隙間時間を利用できる。いろいろと試したみることにした。
 まずは、会社の昼休みだ。昼食後、その場所で、POMERAを起動し自分の考えをまとめたり、メモを取ることができる。わずか20分くらいだけど午前中の考えをかなりの文まとめることができた。次に、飛行機だ。空港ラウンジでは、パソコン専用のブースがあるので、そこでPOMERAを広げた。いつもはモバイルで、インターネットも同時につなぐのだが、今回はPOMERAだけだ。何となく寂しい気がしたが、心おきなくゆっくりとテキスト入力ができた。30分くらいはアッという間だ。それから飛行機の中だ。東京大阪間だと水平飛行の時間は20分くらいである。おもむろに前のテーブルを倒して、入力開始である。これまた問題なく考えをまとめることができた。隙間時間の有効利用である。次は、通勤電車の中で試した。足をしっかりと閉じるとPOMERAは安定するが、やはり鞄の上で利用する方がいい。最近は、携帯ゲーム機で遊んでいる人がいたり、携帯電話でワンセグを楽しんでいる人が結構いるので、POMERAを開いて入力していても、誰も中止する人はいない。あまり他の乗客を気にしなくてもいいのだから楽だ。朝の山手線での15分間をPOMERAに当てることができた。早朝の頭の回転体操ということかな。ショッピングモールのフードコートも早速オフィスになる。ここではゆっくりと入力可能だ。嫁半の買い物を待っている隙間時間を有効に利用できる。いつもはぶらぶらと店をのぞくことや立ち読みくらいしか時間がつぶせなかったが、今POMERAのおかげで、知的活動ができるのでうれしい。いつでもどこでもちょっとした時間で、POMERAの入力ができるのは嬉しいものである。

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