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2018年12月10日 (月)

西脇子午線マラソン大会(第41回);やや長文

 129日(日)に兵庫県西脇市の”日本へそ公園”で開催された、41回”日本のへそ”西脇子午線マラソン大会に参加したので、その顛末を記述する。

 

 今年のマラソン締めの大会に選んだのが、この大会だ。全国(の一部)の大会を走り回っているのだが、大過なく今年も走りきれたことを感謝するとともに、来年もまた、全国(の一部)を走り回れることを祈願するのである。とてもローカルな大会ではあるが、41回目となるのだから歴史を感じさせる素晴らしい大会であった。地元の敬老会や、婦人会がボランティアとして運営しているのだが、とてもしっかりしていた。当日は、この冬一番の寒さであり明け方には、雪がちらついたところもあったと、会場で近隣の人が話していた。

 

 兵庫県西脇市は、”日本のへそ”ということで、町興しを図っているのだ。日本のへそを唱えているのが、全国で、6箇所ほどあるらしい。特に有名なのは、群馬県の渋川市と、ここ兵庫県の西脇市である。地理的、歴史的な背景などいろいろな要因で、日本の中心(へそ)を唱えているのである。渋川市は、昭和59年に「へそまち」宣言し、西脇市は昭和52年に「日本のへそ」を唱えたのである。特に争いごとがあるわけでなくそれぞれ町興し、村興しのためにやり、勝手に自唱するのであり、平和で楽しい限りだ。

 

 西脇市は、東経135度、北緯35度の地点が、あることを根拠にして日本のへそを宣言しているのだ。そして「日本へそ公園」がある他、「へその西脇・織物まつり」「日本のへそゴマ」栽培、そして今回の「へそマラソン」などへそに関連した様々なイベントを熱心行っているのだ。

 

004  小生の住んでいる伊丹からだと、1時間位でつくことができるのである。申し込んだのは、10kmのコースであり、スタート集合が、1110分なので、比較的ゆっくりだ。開会式は、9時からである。会場周辺は、8時以降、交通規制が行われているので、少し離れた場所に、駐車場が指定されていた。そこからは、シャトルバスを利用して、へそ公園に向かうのであった。9時過ぎ002 106 にメイン会場に到着した時は、エラい人の挨拶が終わっており、招待選手(姉妹都市である北海道富良野市からの選手が2名)の紹介中であった。今回のゲストランナーは、小林祐梨子である。昨年12月に小生が参加した小野マラソンにも、ゲストで、参加していた女性ランナーであった。(あまり覚えてない。)

 

116109111114  ゼッケンと、計測チップは、事前に郵送されているので、当日は、受付はないが、記念品である”T-シャツ”をゲットする。(拙宅は、T-シャツで溢れている?!)メイン会場の”日本へそ公園”は、ふだんは、西脇市民の家族連れなどの憩いの場所でもあり、敷地は広い。今回は、”へその市”と、銘打って出店が結構出ていた。それなりに人気があったのが、ラーメン店と、ぜんざい店だ。寒いので、体があたたまるから、レースの前に、食うのである。小生は、”ぜんざい”を嗜んだ。その後、着替えて、11時までに、集合場所に向かった。

 

  へそ公園には、隣接するJR加古川線の駅”日本へそ公118 園駅”(無人駅)があり、今回参加したランナーの中には、この駅利用した人も結構いたようだ。小生の元同僚もまた、この駅を利用して、9時半頃やって来た。今回は、彼と一緒に走りきることにしているのだ。停車する列車(1両編成が多いのだが)が少ないのは、ローカル鉄道の悩みである。

 

 スタート地点は、緯度橋(北緯35度の所にあるからかな?)の中程であり、日本へそ公園駅の近くだ。橋は、上り坂になっている。1110分の定刻にスタートである。陸連に122 123 登録している選手たち(その中には、駅伝で、有名な西脇工業高校の選手たちが、結構いた)が最前列である。小生たちは、そのすぐ後ろだ。10kmの部をエントリーしたランナーは、400名位だから、しれている。ハーフマラソンの部が1000名以上であり、後は、親子ペアや、小・中学生たちだ。全部で、2200名位の規模なのだった。

 

013014  スタートから、いきなり登りなので、リズムを取るのが大変だが1km走ると、後は、ゆるい下り坂や、ゆるい上り坂が、続くだけだ。比較的走りやすい。また、田園風景を十分に楽しむことができるのだ。すっかりと稲刈りを終えた田んぼが、郷愁を誘っている。また、紅葉が残っているところもあり、それも十分に楽しめるのが、嬉しい。5km地点で、折返しである。このコースは、往路と復路がおなじなので、わかりやすい。(ハーフマラソンのコースは、折り返し点が2箇所ありやや変化に富んでいる)

 

125127  ゲストランナーの小林祐梨子は、スタートしてすぐのところで、ほぼ全員にハイタッチしていたのだ。『今回のゲストランナーは、サービス精神が旺盛だな。』と、思いつつ走っていたのだ。3キロメートルを過ぎたところで、後ろからなんやら賑やかな応援が聞こえてきたので、振り向くと、彼女が走りながら、そしてランナーを抜きながら、応援しているのだ。最後尾から走って、追いつくのだ130 から、流石にプロ(?!)の違いを見せられたのである。彼女は、北京五輪で5000メートルの日本代表であり、1500メートルでは未だに破られてない女子の記録保持者であるのだから、当然といえば当然だ。

 

 4km付近では、折り返してくる西脇工業の選手たちと大量(?)にすれ違った。『さすが、高校駅伝の優勝校選手は軽やかに走り抜けるな』と、感心する次第であった。折り返し地138 144 点をすぎると、後は、同じ道路をゴールに向うだけだ。同じように、ゆるい上り坂と下り坂を走り抜けるのである。8km地点でのラップタイムをチェックすると、ゴールには、1時間以内で、到着する可能性が、見えてきた。当初の予定では、1時間510分くらいペースを予定していたのだが、ほとんどフラットなコースであり、疲労が少なかったのでペースが上がったようだ。元同僚も、なんとか大丈夫そうなので、少しだけ、さらにペースを上げることにした。

 

 結局、小生は、597秒で、そして元同僚は、598秒でのゴールであった。10km1時間を切るのは、久々である。それにそんなにも疲れなかった。(ただし、体のアチコチに凝り張りが生じるのは、仕方がない。年齢を感じる)記録証をゲットし、着替えて、会場を後にするのであった。シャトルバスで、駐車場に帰ってきた。

 

 今年の締めの大会として選んだのだが、正解であった。

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コメント

良い記録を出し、日本のへそでの良い体験ご苦労様です。
まだ走れるのは元気な証拠です、よい年をお迎えください。

良い記録を出し、日本のへそでの良い体験ご苦労様です。
まだ走れるのは元気な証拠です、よい年をお迎えください。

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