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2025年2月

2025年2月25日 (火)

春團治之碑

  上方落語の名跡(ミョウセキ、またはメイセキ)である”桂春団治”(旧字体では”桂春團治”)である。初代は、明治から対象にかけて活躍した噺家である。現代は四代目なのだ。その桂春團治を顕彰するために建てたのが、池田市南豊島の受楽寺境内にある「春團治之碑」である。小生の住んでいる伊丹からは、そんなに遠くない。大阪空港の近くなので、ランニングのトレーニングのついでに寄ってみることにした。(大阪空港までは、小生のトレーニングコースの一つである。)

 

 国道171号線の旧道である西国街道沿いにあるのが受楽寺という寺だ。住宅地の中なの006_20250129195201 008_20250129195301 012_20250129195301 で、少しわかりにくい。言ったときは、寺の門はしまっていたが、その前に桂春團治の碑があった。説明書きによると、二代目桂春團治は清荒神(きよしこうじん)に住んでいた頃、よく受楽寺を訪れ、先々代の住職と交流があったそうだ。、三代目と後援会が、ここに顕彰碑を平成10年に建てたというのだ。清荒神は宝塚にあるので、池田からはちょっと離れているが、車で30分前後の距離なのである。

 

 ”難波恋しぐれ”のモデルが、初代の春團治であった。酒豪であり、歌詞にある「酒や! 酒や! 酒買うてこい!」などが有名な歌詞である。また、湯水のように金を使い、借金まみれで晩年は、みすぼらしい身なりだったという。そして、女性遍歴も派手だったとのことだ。二代目春團治は初代より、落語は上手だったとの評判であった。また、三代目は、二代目の実子であり、初代と同様の酒と、金と、女性の話題には事欠かなかったようである。現代、この名跡襲名しているのは、四代目(2025年は喜寿を迎えるという)である。

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 池田市では、”いけだ春團治まつり”を毎年行っており、落語会を楽しむことができるのである。

 

 音質はあまり良くないが、初代の桂春團治の落語をYOUTUBEで訊くことはできる。

2025年2月20日 (木)

ギター演奏会(伊丹ハーモニー・アイ)2025年2月

  2023年の12月に前回の演奏会を聞いて、市民のサークル活動としてのギター演奏会にしては、レベルがそれなりに高かったので、今回の演奏会は、2025年2月14日に開催されたのである。演奏レベルの高さには前回同様の期待をしていたのである。伊丹市教育委員会がバックアップしている「ハーモニック・アイ」と言うギター合奏サークルだ。1年半ごとに開催していて、今回が18回目の定期演奏会なのだ。随分と歴史があるものだ。月に2回ほど、練習しているので、その発表会というのである。結構年配の人が多いのも特徴なのである。

 

202502_8__1 202502_8__2 202502_8__3 202502_8__4     今回の演奏会場は、伊丹市のアイフォニックホールというところで行われたのである。音響設備がいいようで、結構それなりのプロの有名ミュージシャンがこのホールを使って演奏会を開催しているのである。今回は、無料である。500人くらいの収容人数であるので、会員は、それなりに家族や知り合いそして、近所の人々に声をかけて集まってもらっている感じである。とてもローカルな演奏会だ。それ故に聴衆は圧倒的に年配者が多い。

 

 素人(中には、プロ級もいるようだ)のギター好きが集まった合奏会であるので、時々音を外したり、音程がズレたりするのは、愛嬌だ。ただし、パンフレットによると、指揮者(指導者?)は素晴らしい経歴の持ち主だ。会員の皆が一所懸命に演奏している姿は、素晴らしいものである。そして、落ち着いた素晴らしい演奏をする人もメンバーに所属しているのがアクセントととなって、合奏に磨きがかかるというものなのだ。次回が楽しみである。

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 過去の合奏会の模様はYouTubeで見ることができる。

2025年2月15日 (土)

チョコレート工場マシュー直販所

 小生の地元である伊丹市にも、チョコレート工場があるのだ。それを知ったのは、つい最近である。地元の広報誌をネットでチェックしていたときに偶然にも見つけたのだった。「へー!伊丹にもチョコレート工場があるんだな。」と言う程度の驚きである。ネットで、”マシュー 伊丹”で検索すると、ホームページが現れて、辿っていくと、地図が現れる。どうやら、猪名川と、大阪空港の間のようだ。早速、車のナビに”マシュー工場直販所”をセットした。

 

001_20250215092801 003_20250215092801 004_20250215092901  車で向かうと、この工場までのアクセス道路は、やたら狭い。離合が大変なところが、数か所有った。細い道を徐行して、なんとか辿り着く。駐車場は、仕切りはないが広いので、10台くらいは止めることができS__82657287_0 そうだ。そもそも、工場なので、原料や製品を運び出すにはトラックが必要なわけなので、小生が辿った道筋では、大型車は通行が難しい。しかし、工場の前の道路は広く、すぐ近くのアクセス道路は、バス通りであり、問題なく大型車が通行できる。どうやら、ナビの問題で、狭い道を通ることになったようだ。

 

 工場の片隅の二階に直販所はある。狭いのだが、商品がズラーッと棚に並んでいた。小005_20250215093001 006_20250215093001 009_20250215093001 010_20250215093001 生は、そんなにもチョコレートに興味や関心があるわけではないが、カラフルでうまそうに見えるから、不思議だ。せっかくなので、記念にそんなに値段が高くない製品を4袋ほど買う。自分で食うつもりはないので、娘やカミさんにやることにした。バランタインディや、ホワイトデーにもってこ013_20250215093101 いかも知れない。

 

 帰路は、もちろんのことナビを無視して、バス通りを利用した。また帰宅して、再度”マシュー”をネットでチャックすると、2004年創業であり、Yahooショッピングなどのネット販売を中心として売り上げているようだ。また特定の小売店にもおろしているようである。つまり”知る人ぞ知るチョコレート”と、言うわけだ。こんな工場が地元の伊丹にあるということと、それを見つけとということにちょっとだけ驚いているのだ。

2025年2月10日 (月)

幸せホルモン

 面白い名前である。「幸せホルモン」、こんなホルモンが、存在することは、小生はあまり詳しくしらなかったが、流石にタダノ教授はよく知っていた。理工学部の教授でありながら、心理学に関してもかなりの知識のあるのであった。先日呑みながら、タダノ教授が教えてくれたのだ。彼の話だと、ヒトは幸福になるのに、幸せホルモンに影響しているというのだ。心理学と、臨床心理学を収めているタダノ教授は流石である。呑みながらだが、彼の話を聞いてみて納得したのである。

 

 面白い名前のホルモンがあるんだな。と、言うのが正直な感想だった。よく調べると、幸せホルモンというのは、1つだけではなく、4つ(3つということも)有るという。タダノ教授話を聞くことにした。そもそも幸せホルモンとは、①オキシトシン、②セレトニン、③ドーパミン、④エンドルフィン(これを加えない場合もる)の事をいう。よく聞く名前だ。タダノ教授によると、それぞれ働きは異なるが、幸せになるためには必要なホルモンだというのだ。全部が必要かどうかは時と場合によるという。どんなものなのか興味津々で、彼に詳細を聞いてみた。

 

 ①オキシトシン--愛情ホルモンなのだ。特に母親が、嬰児を胸に抱くとたっぷりと出るらしい。肌のふれあいにより、母性本能が幸せを感じるということなのだ。それならば、男性はどうかというと、スキンシップや、ハグがそれにあたるという。正直なところ、『それって、本当?』という気持ちだナ。ときには父親が子供をあやしているときも時にはオキシトシンが出るのだ。

 ②セレトニン--イライラや疲れを取り、睡眠や精神状態を安定させる。タンパク質を摂って、太陽の光を浴びれが分泌が促されるのだ。要するにリラックスさせる働きがあるのだ。

 ③ドーパミン--ヤル気の素だ。行動の原動力である。要するに意欲が見なぎてくるのだ。これもタンパク質を摂ることで、分泌を促すことができる。

 ④エンドルフィン--気分の公用や、達成感、陶酔感をもたらすという。ランナーズハイが典型的な症状だという。

 

 タダノ教授はよく知っているものだと感心した。小生は、セレトニンや、ドーパミンは知っていたが、オキシトシンと、エンドルフィンは、名前だけの知識であった。過去半世紀のランニング人生で、ランナーズハイを味わったことはたったの2回だけだ。今考えるとその時にエンドルフィンが分泌されたのかもしれない。

 

 タダノ教授の話によると、まだまだ幸せホルモンに関しては、わからないことがあるという。彼は、これを第二のライフワーク(第一はもちろん、理工学である)にするつもりのようだ。

2025年2月 5日 (水)

東宮御野立所(とうぐうおのだちしょ)

 ”東宮御野立所”をこの令和の時代に正しく読めて、その意味が分かる人はどのくらいいるだろうか。そもそも御野立所というのは何なのか。辞書で調べてみると、「野立」の読み方だが、”のだて”と読むときと、”のだち”と読むことがあるようだ。二通りの読み方の違う理由は、調べてもわからなかった。小生のパソコンでは、”のだち”として、変換すると、一発で漢字変換ができた。意味は、野外での休憩するという意味のようだ。だから、”野立所”は野外休憩所のことだ。接頭語である”御”がついているのは、高貴な方(つまり天皇などの皇室の方)の意味だ。 御野立所(”おのだちしょ”とよむのが普通であるようだ)とは、天皇などの高貴な方の野外休憩所という意味である。

 

007_20250127160901 005_20250127160901 001_20250127160901  小生の住んでいる伊丹市から、大阪空港へ行くには、”猪名川(いながわ)”という一級河川を横切るために、橋を通003_20250127161101 ることになる。いくつかあるのだが、片側二車線の国道171号線の橋である”軍行橋”を利用するのが常だ。(小生のランニング練習コースでもある。)ところで、この勇ましい橋の名前であるが何故”軍行橋”と、名付けられたのか、気になって仕方がなかった。その答えとなるのが、東詰の記念碑である。

 

 軍行橋の空港寄り(軍行橋東詰になる)の上流側堤防に、石碑が立っている。”東宮御野013_20250127161101 011_20250127161101 立所と読めるのである。”東宮”というのは、皇太子のことである。明治時代であるから、後の”大正天皇”のことだ。要するに、大正天皇が皇太子時代にここで、立ち止まって休憩したということなのだ。明治44年11
月に北摂地域で陸軍第16師団(京都)と第4師団(大阪)対抗の大演習が行われたという。大正天皇がそれを閲覧したということなのである。伊丹市のホームページに書かれていたのを見て納得したのだった。その後、この場所に橋がかけられて”軍行橋”と名付けられたのだった。

 

 ランニングの練習をして、気になっていたことが、一つ解決したのであった。また、東宮御野立所は、調べてみると、日本各地にあるようだ。天皇と皇太子は、全国アチラコチラに出向くのだから、当然だ。

009_20250127161201 017_20250127161301018_20250127161301 019_20250127161301  この軍行橋からは、大阪空港の航空機誘導灯が見え、滑走路を飛び立つ航空機を見ることができるのだ。

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