兵庫県三木市で開催された「みっきぃふれあいマラソン」に参加出走したので、その顛末記を毎度のことながら、まとめてみた。
今回のレースは、一般ランナーでは、10kmと5kmのプログラムあるのだが、5kmに参加し
たのである。コースは、平坦で、走りやすいが、特別な、そして、初めてワラーチによる走法で、走ることにしたのである。。このワラーチは、ほぼ1年半ほど前に、利用し始めたのである。当時左膝を痛めており、整骨院に通っていたのだが、そこの施術師がランニングや、トレイル(山走り)を趣味に持つ人であった。彼に紹介してもらい、ついでに、小生の足裏に合うようにワラーチそのものをカスタマイズして作成してくれたのであった。
膝に負担がかからないつま先から足の裏全体で、着地する走法に慣れるのが一苦労であった。そして、慣れると負担がかからないのが、嬉しい。今まで(還暦まで)、ランニン
グは、『かかとで着地し、つま先で蹴るようにして走るのが良い』と、教わったし、マニュアル本でも、その走り方を推奨していたのである。今は、つま先で着地すること(実際は、足の裏の中心付近の着地)を推奨している教本がほとんどなのだから、時代の変遷だね。はじめのうちは、100メートル走るのもやっとだったし、すぐに脹脛(ふくらはぎ)がいたくなるのであった。しかし、慣れとは、恐ろしいもので、今は、練習コースにおいて10km程度は、問題なく走れるようになった。しかし、スピードは、8割ぐらいに落ちるのは仕方がない。嬉しいことに走り終わっても、膝の痛みを感じることはなくなったのである。
開会式は、9時からだ。そして順に、小学生の部、中学生の部、ファミリーの部がスタートするのであり、小生の参加する一般の部は、スタートが、11時55分である。会場までは、自宅から約40分のドライブ だ。スタート時間に合わせればいいので、今回は、余裕があった。ただ、小雨がぱらついていて、時々本降りとなる天気なので、レースのコンディションは良いとは言えない。雨具を羽織り、走ることになる。今回のゲストランナーは、パリ五輪に出場した”田中希
実”だ。パリ五輪では、決勝進出を逃したが、アジア大会では優勝している人気女子アスリートである。隣街の小野市の出身であり、25歳という若い美人女性だ。都道府県対抗女子駅伝の兵庫県代表でもあったのでテレビで見た人も多かったと思う。
10分前に招集のアナウンスが有り、スタート地点へと移動した。定刻スタートすると、す
ぐに、競技場を出て、ロードを走ることになる。ワラーチは、ランニング用の底の薄いサンダル仕様なので、水たまりや、雨の中だと、ほ
ぼ素足で走っている感覚になる。ソックスがびしょ濡れになるがこれは仕方がない。(ちょっとやな気分?)
折り返し地点を過ぎて、また競技場に戻るのだ。5kmと
はいえ、真剣に走ると、それなりに厳しいものであった。競技場に入ると、すぐに、田中希実が皆に一人ずつ声をかけて応援していたのである。せっかくなので、ちょっと立ち止まり、記念撮影したのだが、後でチェックしたところ、白飛びが酷くて何が写っていたのかわからない。要するに失敗だ。(残念!)
32分48秒の記録でのゴールであった。以前は、20分前後で走りきていたのだが、古希を過ぎたことと、ワラーチでの出走なので、タイムは、まずまずと、納得した。今回のレースで70歳以上5kmの部では、26名いたが、14位でゴールしたことになった。膝の状態を気にすることなく達成感のある走りができたのが一番の収穫であった。
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