大阪・関西万博オープン1ヶ月
2025年4月13日にオープンした大阪・関西万博が、早くも1ヶ月が経ったので、そろそろ落ち着いてきたので、見学に行くことにしたのだ。せっかく関西にいるのに、万博を見ないわけにはいかない。関西以外では、あまり盛り上がっていにようだが、万博などというものは、こんなものかもしれない。政治的な意図があってなのか、 『入場者数が、当初の予定より少ない。メタンガス騒ぎが発生する。スマホが繋がりにくい。・・・・。』など、ネガティブ報道がたっぷりと連日放映・放送されている。さらに、大阪の小中学校では、児童生徒の無料事業(遠足?)を市長や、府知事がアナウンスしているにも関わらず、万博には行かせないという校長それなりにいるようだ。大阪堺市では、8割、吹田市では、54校が不参加を決定している。大阪市ですら、1割は、参加しないようである。少しつむじ曲がりの校長が判断しているのだろう。逆にそれだけ関心があるからかもしれない。しかし、実際に行ってみなくては、どんなものだかわからないはずなので、いくことにした。
入場チケットは、大人平日6000円、土日祝日7500円である。小生は、前売りを購入していたので、5000円である。スマホのQRコードが入場チケットなのである。しかし、このチケットの購入は結構難しい。2日がかりで、なんとか購入だ。(ユーザーフレンドリからはほど遠い最悪のシステムだ!:個人的感想です。)購入したチケットを家族に転送するのは、更に大変なのだ。当日は、スマホを見せるのが煩わしいので、QRコード付きのチケットを印刷して、それを持っていく。
当日、11時に東ゲート入場の予約を入れたので、それに合あわせて、大阪メトロ中央線夢洲駅に到着する。 平日であれば、スムーズにゲートを通過できるだろうと期待してのだが、約30分ほど並ぶことになったのである。”並ばない万博”は、この時点で夢であるとわかった。セキュリテイを通過して、なんとか入場したというのが本音だ。ここまでで、かなり疲れる。
昼飯時となっていたので、まずは、食えるところを探す。、レストランが併設されているパビリオンならば、そんなに並ばなくても食えそう
だが、そのパビリオンに入場するのに行列ができている。30分から、1時間くらい並べば、多分入場できるのだが、諦めた。しkタナク、テイクアウトをねらい、カート等の出店を探すことにした。メニューを見るとどこも評判どおり高い。ある程度は覚悟しなくちゃいけないのは、分かっていたが、『味が良ければいいかな。』と、言う程度で決めた。結局おにぎり弁当1600円をレストラン内の席で食うことにした。20分くらい並んで、入場だ。食ってみたところ、まずまずの味だ。しかし、街中であれば、600円くらいの弁当である。やはり値段が高いのを実感した。
今回の万博の象徴は、”大屋根リング”であるので、そこに登るのが狙いだが、その前にほとんど並んでない『共同館(コモンズ)』を2つほどブラーッと見学した。混雑はしてないものの、それなりに観客は多い。大国のパビリオンは、最低でも30分は待たねばならないからそれと比べれば、ズーッとタイムパフォーマンスはいい。
大屋根リングは、エスカレーターとエレベーターが設置されているので、登リ降りは、楽である。もちろん階段でもいい。ただし、下りのエスカレーターは、少ないので、注
意が必要だ。リングには、ところどころトイレが、設置されているので、それは問題ない。リングが、上下2段になっている箇所があり、上のリングに登ると、大阪湾が一望でき、また、万博会場をより広く見渡すことこできる。晴れていれば、六甲や、神戸を見ることもできるのだ。この木造の「大屋根リング」を体験だけでも、この万博会場に来た価値があると思うのだった。1周が2キロメートルというのだから、バカでかい。万博後には、取り壊されるかもしれないが、記念に残しておきたいものであると思うのは、小生だけではないだろう。ジョギングや、駅伝のコースとしても素晴らしいが、維持費が大変だろう。
小生が、出向いた日は、まだ夏本番を迎えてないが、暑さ対策を十分にしてもらいたいものである。埋立地なので、緑が少ない。また、陽を避けるところは、大屋根リングを除くと、パビリオンの中だけだ。これでは並んでいる人が熱中症で倒れてもおかしくないだろう。これからどんな対策を打つのか、興味深く見守りたいものである。また、大屋根リングは吹きさらしだから、横殴りの雨が降ったときには、あまり役に立たない。台風シーズンになると、ちょっと困るだろうな、と、勝手に思うのだった。
午後になると、入場ゲートはガラガラである。入場係員は暇そうにぶらついたり、雑談していた。出口のところが限定されるので、狭いが、問題ない。夢洲駅に直行だ。
今回は実質の在場時間は2時間半くらいなので、大まかにしか雰囲気を味わえなかった。実際に行ってみてわかったのだが、来場者は、皆楽しそうであった。行列はあるのだが、喜んで並んでいるように見えた。ある種のお祭りの一つだと思えば、それで十分な気がする。小・中学校の遠足でここに来ている生徒・児童もまた、はしゃぎながら廻っている(引率の先生は大変だ)。せっかく、伊丹に住んでいるのだから、予定を立てて再来場してみようと思ったのだ。
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