パソコン組み立て--完了(その4)
昨年末に組み上げたパソコンを使いやすいように、カスタマイズした。このブログの記事も新しいパソコンで作っている。今では、しっかりと、旗艦パソコンと、なったのだ。その顛末を記する。
まずは、旧パソコンに導入してあるアプリと、データの引っ越しだ。旧パソコンは、8年前にショップで、組み上げたものである。メインストレージは当時は、ほとんどHDDであり、1T~3Tバイトが普通であった。しかし、SSDを使用すると、動作が軽くなるのだが、価格は高い。それでも、メインはSSD(Cドライブ)にして、データストレージを別ドライブのHDD(Dドライブ)にしたのだ。8年前なので、それなりの値段だった。SSDは、OSと、Office アプリ専用なので、実用的には最小容量の120GBで十分だ。規格は、SATAの2.5インチである。そのうえで、データ用のHDDは、価格が安く、容量がたっぷりの3.5インチ3Tバイトを、取り付けたのである。
WINDOWSは、その後7->8->10とアップデートされ、今では、メインストレージ(Cドライブ)が80GBを占めるようになって容量がひっぱくしてきた。今回新しいディスクトップを組み上げた理由の一つだ。その後、データディスクも、スピードアップを図るために、5年後に2.5インチHDDに換装、更に昨年2.5インチSSDへ換装したのである。
組み上げた旗艦パソコンは、WINDOWS10のアップデートは完了させたので、順に、アプリを導入だ。講義資料を作成するためには、どうしても、Officeを使用せざる得ない。最新の機能などなど必要ないので、6年前に購入したOffice2013をインストールすることにしたが、制約がある。1パッケージで2台までのパソコンへ導入出来ない。幸いなことに、まだ1台分しか使用してないので、問題ない。Office2013のサポートは、2023年までは実施されるので、十分だ。(その後は、フリーのOfficeモドキを使えばいい。)次に、ACROBATだ。これは、Ver.9のインストールディスクがあるので、これを利用することにした。(旧パソコンは、Ver.10をインストールしてある。)実用では問題ないだろう。
2台のパソコンにそれぞれキーボードとマウスを準備し、LCDを準備したのでは、大変だ。そこで、切り替えスウィッチを購入することにし、1セットのキーボード、マウスで、2台のパソコンをコントロールすることにした。LCDは、切り替えスウィッチがあるので、問題ない。10年ほど前にも、切り替えスウィッチを利用したことがあったが、その時は、画面が固まるなどのトラブルが多発したので、やめたことがある。当時は、PS2コネクターだったが今は、USBだ。問題なく利用できた。これで、机の上に、2セット置く必要がないから、さっぱりした。
次に、データの引っ越しだ。そのために、新パソコンにデータ専用のディスクをセットアップする。当然SSDだ。価格もこなれてきたので、M.2 1TBを導入だ。6000円台で、大容量のSSDが手に入るのだから、技術(量産技術)の進歩が早いのをつくづく感じる。そして、プリンターと、スキャナーを使えるように、ドライバーを入れて、GOOGLE日本語IMEをダウンロードだ。GOOGLEはマイクロソフトのIMEより、使いやすい。その後、ユーザー辞書をインポートすれば、日本語環境は問題なくいつものようになっているはずだ。
これで、やっと旗艦パソコンが新しく使えるようになった。少なくとも、5年位は、日常的に問題なく使いたいものである。
久々のパソコン組み立てだったが、ドライバー一本で、できるのだから、プラモデルの組み立てよりも簡単になったものである。しかし、ソフトのインストールは、そう簡単に行かない。試行錯誤の連続だ。パソコンの世界も、ハードからソフトへのシフトが、しっかりと起きているのだった。
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