4つのC
タダノ教授が現役時代に指導していた研究生たちを相手に、毎年述べていることがあるという。学問を続けるために、そして、社会に出ても、学習を続けるために、必要なことだという。つまり、タダノ研究室のモットーなのだ。それは、次の4つのCということなのである。
①Challenge:人生を自ら切り拓こうという「挑戦」、
②Confidence:チャレンジし続けることへの「自信・確信」、
③Concentration:自分にとって大切なことへの「集中」、
④Continuation:自分にとって大切なことを続ける「継続」、
この4つにつぎの2つをくわえて、6つのCということもある。
・Curiosity:学びへの「好奇心」、
・Courage:転んでも何度でも起き上がるという「勇気」、
これは、タダノ教授が初めて言い出したことではない。彼もまた、どこか誰かの文を引用しただけだという。彼はこれがエラく気に入ったとので、借用したのだ。
小生もまた、この4つのCは、知っていた。(実践を心がけたが、思うようにはいかないものだ。)大学だか、高校の時の入学式で、エライ人が言ったのを覚えている。また、テレビで、教育学者だったか、教育の評論家が言ってたのを思い出したこともある。つまり、昔からある有名な言葉なのだろう。
先日、中高一貫校の入学式の模様をテレビニュースで見たときだった。驚いたことに、そこの校長が、この4つのCを引用していたのである。新高校生ならば、英語がわかるので、そんなに問題はないが、新中学生は、理解できないのではないか。と、思ったのだが、大丈夫だったようである。なぜなら、この学校は、帰国子女がほとんどだったのだ。ヘンに納得した次第であった。
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