完全数
キリンビール(株)がクラフトビール事業に本格的に乗り出すために”スプリングバレー・ブルワリー”と言う会社を設立したのであったが、そのクラフトビールの一つに『豊潤ラガー496』という商品がある。プロモーションのために、女性社員が、試飲会で、このビールの特徴を説明していたのだ。その時に、「496」と言う数字が気になったので、ビールにこの数字を使った理由を訊いたのだ。彼女によると、”496”が完全数だからということで、名付けたという。『完全数?』と、疑問が湧いたのであり、後日、タダノ教授に訊いてみたのである。
タダノ教授によると、工学部に所属しているが、完全数をしらない学生がいるという。その意味では小生もまたその一人かもしれない。技術者を自認していたのだが、完全数という言葉を初めて聞いたのである。彼がこの”完全数”について、説明してくれたのである。そしてこの言葉は、「ピタゴラス(ピタゴラスの定理で、有名だ)」が名付けたというのだ。そして、1000以下の完全数(perfect number)は4つのみだという。
・6 ・28 ・496 ・8128
これらの数字の共通点は、自分以外のすべての約数を足すと、自分自身の数になるのだ。と、タダノ教授は教えてくれた。
例えば、6の場合、
6 ÷ 1 = 6
6 ÷ 2 = 3
6 ÷ 3 = 2
6 ÷ 6 = 1
自分自身の数である6を外して足すと、 1+2+3=6 となる。これを”496”で同じことをすると、10個の約数となる。
496 ÷ 1 = 496
496 ÷ 2 = 248
496 ÷ 4 = 124
496 ÷ 8 = 62
496 ÷ 16 = 31
496 ÷ 31 = 16
496 ÷ 62 = 8
496 ÷ 124 = 4
496 ÷ 248 = 2
496 ÷ 496 = 1
そして496以外の数である9個の数字をすべて足すと、
1+2+4+8+16+31+62+124+248=496
小生は思わず「オーッつ!」と、思った次第である。タダノ教授は、本当によく知っているのだと感心したが、彼は、ネットで検索すると、もっといろいろなことがわかると、教えてくれた。さらに、タダノ教授は、この496には特別な性質が有り、『宇宙の真理』とも、言われているらしい。このあたりは、ネットの情報を検索したらいいらしいが、小生にとっては、これだけで十分だ。
更に、タダノ教授によると、完全数は、2024年までに52個発見されているとのことだ。彼は、理工学部の担当なので、本当によく知っているし、わかりやすく説明してくれるのだった。










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