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日記・コラム・つぶやき

2025年6月25日 (水)

インフラ友達

  親友、旧友、学友、そして悪友など友達にも色々ある。(一昔前ならば、戦友などもある。)

 小生と、親友のタダノ教授が中学生の時であった。テレビの子供向けの番組で、”一年生になったら”という、童謡(?)をやっていたのを覚えていた。テレビのコマーシャルで、今でも3月の末から、4月のはじめにかけて、ランドセルのCMでかかるから、知っている人は多いのだろう。作曲は”大きいことはいいことだ~♫”の山本直純だ。そしてまた卒園式で、”思い出のアルバム”と、この”一年生になったら”の両方(または片方のみ)を園児たちが歌うのが、常連となっている幼稚園がある。親としたら、感慨深のだろう。

 

 この”一年生になったら”の歌詞に「ともだちひゃくにんできるかな」というのがある。このフレーズが繰り返されるのだ。「小学生で、友達が百人もできたらそりゃ、素晴らしいことだな。そもそもできないから歌になっているはずだ」と冷めきっていたのだ。童謡に文句を言っても仕方あるまいということだ。でも元気の出る曲だ。と、感じていた。しかしだ、昨今は、流石に小学生の低学年は無理だろうが、卒業までに簡単に百人の友だちができるのだある。メールやSNSなどで、簡単に、100人、200人の友だちができる。親友というのには、程遠いが、十分に、友達なのである。高校生や、大学生にもなると、1000人以上の友達がいる人もいるのだ。世の中が変わったのである。

 

 では、本当の友達というのはどんなものなのか、これについては面白い調査があるのだ。2013年10月に博報堂が15歳~69歳までの男女1500人にアンケートを取っているのだ。その時のキーワードが「インフラ友達」なのである。面白い表現である。つまりかけがいのない友達と、言うことなのだ。インフラがなければ、人間は死んでしまう。そのように絶対的な友達という捉え方をしても構わない。ただし、社会的な要求に応じて、その状況に応じて、対応してくれる友達なのだから、複数いるのが普通なのだ。簡単に言うと友達の役割分担ということかな。

 

 このアンケートの結果は、翌年(2014年)に、書籍となって、出版されており、当時は、結構話題になっていたようだ。タダノ教授も、この本購入して、読んでいた。ただし、当時8000円で売り出されたのであった。なかなか面白い分析をしているので、当時の風潮の一面を表していると思うのだった。友達を分析して、単純に分類しているのが面白い。例えば、「ネンイチさん」(多分年賀状の友達かな?)、「避難所友」(災害のときに助けてくれた友達)、「墓友」(墓にまで一緒に入ってくれる友達:本当なのか!?)

 

 もう10年前のアンケートなので、どのくらい今の世相を反映しているのかは、わからないが、ちょっと興味を引くものであった。Z世代にとって、「インフラ友達」とは、どういうものなのかが、ちょっと興味があるのだ。

 

 この博報堂のアンケート結果書籍は、今では、古本屋に400円前後で、見つけることができた。このぐらいの価格ならば、手頃だな!

2025年6月15日 (日)

あべのハルカス

  大阪の高層ビルで最も有名なのは、300メートルの建物である「あべのハルカス」だ。2014年に、オープンしたのだから、もうすでに10年以上、経過しているのである。大阪市のJR環状線と大阪メトロの天王寺駅に接しているのである。東京で言えば、東京駅に対して、副都心の新宿駅に当たるところだ。山手線で行くことができる。大阪では、大阪駅と、天王寺駅とが同様な感じてある。と、いえば、東京の人間には位置関係がわかるかもしれない。大阪の市民の中で、この「あべのハルカス」に行ったことがある人は、どのくらいいるのだろう。地上60階が、展望台になるので、時々は、テレビで、紹介されている。しかし、小生の周りでも、ほんの数名しか、この「あべのハルカス」に行ったことがある人は、いない。まあ、東京で、東京タワーに登ったことがある都民が少ないのと同じかな。最近では、東京スカイツリーですら、同じようなものだろう。所詮、名物などというのは、地元よりも、地方から、やってくるお上りさんのためであるのが普通だ。昨今ならば、インバウンドのためにあるといっても不思議ではない。

 

 JR天王寺の近くに、用事があったので、ついでにこの「あべのハルカス」に行ってみることにした。そもそもなんで、天王寺駅の駅ビルに「あべのハルカス」という名前をつけたのだろうか。小生の周りには、この答えを知っている人は、あまりいなかった。ネットで調べればすぐに分かることだ。”あべの”は地名”阿倍野”だ。そして、”ハルカス”は、”晴るかす”という古語が由来ようである。平安時代の書物にあるようだ。詳しく知りたければ、ネットが一番だ。地下鉄とJRの『天王寺駅』に隣接されているし、近鉄ならば『阿倍野橋』が隣接されている。どれかで、この駅を下車すればいい。

 

 この”あべのハルカス”であるが、近鉄がスポンサーに付いているので、近鉄百貨店が、隣接している。また複合ビルなので、銀行や、証券会社を始めとした、オフィッスビルでもある。低層階には近鉄百貨店(あべのハルカス近鉄本店)と美術館あべのハルカス美術館)、中層階にはオフィス、高層階にはホテル大阪マリオット都ホテル)や展望台(ハルカス300)が入居している。便利であり、なおかつ名物なのだから、テナントの賃貸料は結構高そうだ。小生にとってはそんなことはどうでもいいことだ。

 

 有名な地上300メートルにある「展望台」へ行くには、16階まで行き、そこで、エレベーターを乗り換えて、60階まで行くことになる。とりあえず16階まで行ってみることにした。休日は、展望台まで行く観光客で混雑しているようだが、今日は平日なので、ガラガラである。005_20241216141501 外国人観光客も少ない。16階には、屋上庭園と、ハルカス美術館がある。60回の展望台まで行くには、ここで専用エレベーターに乗り換える。大人一人2000円である。また、ハルカス美術館も入場するには、2000円の入場料が必要だ。共通券があり、3500円ということだ。事前に調べていたので、特に驚くことはない。今回はスキップだ。

 

007_20241216141301 004_20241216141301 001_20241216141301 015_20241216141601 003_20241216141301  16階の屋上庭園からは、西側の一方向しか見ることができない、つまり、90度の視野だがそれなりに楽しむことができた。ちょっと見づらいのだが、通天閣を、見る022_20241216141401 008_20241216141401 ことができたのだ。17階にはカフェがあるが、コーヒーなどは、いい値段だ。コンビニのファミマがあったので、そこでペットボトルを買って、イートインにて、しばらく休憩だ。150円で、ゆっくりとできるのだからまずまずである。

 

 あべのアルカスは、16階までいくことでとりあえず十分に楽しめたのだ。何しろここまでは、”無料”である。美術館と、展望台は、次回に回すことにした。(そんなチャンスが、有るか無いか、わからないが!)

2025年5月15日 (木)

大阪・関西万博オープン1ヶ月

 2025年4月13日にオープンした大阪・関西万博が、早くも1ヶ月が経ったので、そろそろ落ち着いてきたので、見学に行くことにしたのだ。せっかく関西にいるのに、万博を見ないわけにはいかない。関西以外では、あまり盛り上がっていにようだが、万博などというものは、こんなものかもしれない。政治的な意図があってなのか、 『入場者数が、当初の予定より少ない。メタンガス騒ぎが発生する。スマホが繋がりにくい。・・・・。』など、ネガティブ報道がたっぷりと連日放映・放送されている。さらに、大阪の小中学校では、児童生徒の無料事業(遠足?)を市長や、府知事がアナウンスしているにも関わらず、万博には行かせないという校長それなりにいるようだ。大阪堺市では、8割、吹田市では、54校が不参加を決定している。大阪市ですら、1割は、参加しないようである。少しつむじ曲がりの校長が判断しているのだろう。逆にそれだけ関心があるからかもしれない。しかし、実際に行ってみなくては、どんなものだかわからないはずなので、いくことにした。

 

 入場チケットは、大人平日6000円、土日祝日7500円である。小生は、前売りを購入していたので、5000円である。スマホのQRコードが入場チケットなのである。しかし、このチケットの購入は結構難しい。2日がかりで、なんとか購入だ。(ユーザーフレンドリからはほど遠い最悪のシステムだ!:個人的感想です。)購入したチケットを家族に転送するのは、更に大変なのだ。当日は、スマホを見せるのが煩わしいので、QRコード付きのチケットを印刷して、それを持っていく。

 

002_20250515140601 004_20250515140601 042_20250515140601    当日、11時に東ゲート入場の予約を入れたので、それに合あわせて、大阪メトロ中央線夢洲駅に到着する。 平日であれば、スムーズにゲートを通過できるだろうと期待してのだが、約30分ほど並ぶことになったのである。”並ばない万博”は、この時点で夢であるとわかった。セキュリテイを通過して、なんとか入場したというのが本音だ。ここまでで、かなり疲れる。

 

 昼飯時となっていたので、まずは、食えるところを探す。、レストランが併設されているパビリオンならば、そんなに並ばなくても食えそう022_20250515140701 030_20250515140801 025_20250515140801 だが、そのパビリオンに入場するのに行列ができている。30分から、1時間くらい並べば、多分入場できるのだが、諦めた。しkタナク、テイクアウトをねらい、カート等の出店を探すことにした。メニューを見るとどこも評判どおり高い。ある程度は覚悟しなくちゃいけないのは、分かっていたが、『味が良ければいいかな。』と、言う程度で決めた。結局おにぎり弁当1600円をレストラン内の席で食うことにした。20分くらい並んで、入場だ。食ってみたところ、まずまずの味だ。しかし、街中であれば、600円くらいの弁当である。やはり値段が高いのを実感した。

 

008_20250515140801 026_20250515140901 013_20250515140901  今回の万博の象徴は、”大屋根リング”であるので、そこに登るのが狙いだが、その前にほとんど並んでない『共同館(コモンズ)』を2つほどブラーッと見学した。混雑はしてないものの、それなりに観客は多い。大国のパビリオンは、最低でも30分は待たねばならないからそれと比べれば、ズーッとタイムパフォーマンスはいい。

 

007_20250515141001 021_20250515141001 029_20250515141001 033_20250515141001 034_20250515141001  大屋根リングは、エスカレーターとエレベーターが設置されているので、登リ降りは、楽である。もちろん階段でもいい。ただし、下りのエスカレーターは、少ないので、注039_20250515141101 意が必要だ。リングには、ところどころトイレが、設置されているので、それは問題ない。リングが、上下2段になっている箇所があり、上のリングに登ると、大阪湾が一望でき、また、万博会場をより広く見渡すことこできる。晴れていれば、六甲や、神戸を見ることもできるのだ。この木造の「大屋根リング」を体験だけでも、この万博会場に来た価値があると思うのだった。1周が2キロメートルというのだから、バカでかい。万博後には、取り壊されるかもしれないが、記念に残しておきたいものであると思うのは、小生だけではないだろう。ジョギングや、駅伝のコースとしても素晴らしいが、維持費が大変だろう。

 

 小生が、出向いた日は、まだ夏本番を迎えてないが、暑さ対策を十分にしてもらいたいものである。埋立地なので、緑が少ない。また、陽を避けるところは、大屋根リングを除くと、パビリオンの中だけだ。これでは並んでいる人が熱中症で倒れてもおかしくないだろう。これからどんな対策を打つのか、興味深く見守りたいものである。また、大屋根リングは吹きさらしだから、横殴りの雨が降ったときには、あまり役に立たない。台風シーズンになると、ちょっと困るだろうな、と、勝手に思うのだった。

 

041_20250515141201  午後になると、入場ゲートはガラガラである。入場係員は暇そうにぶらついたり、雑談していた。出口のところが限定されるので、狭いが、問題ない。夢洲駅に直行だ。

 

 今回は実質の在場時間は2時間半くらいなので、大まかにしか雰囲気を味わえなかった。実際に行ってみてわかったのだが、来場者は、皆楽しそうであった。行列はあるのだが、喜んで並んでいるように見えた。ある種のお祭りの一つだと思えば、それで十分な気がする。小・中学校の遠足でここに来ている生徒・児童もまた、はしゃぎながら廻っている(引率の先生は大変だ)。せっかく、伊丹に住んでいるのだから、予定を立てて再来場してみようと思ったのだ。

2025年5月 5日 (月)

白毫寺の藤

 桜の季節が終わると、次は、藤の季節がやってくる。関西や関東では、4月末から、5月初旬にかけて見頃を迎えるのだ。兵庫県の山間の街である丹波市に、藤の名所がある。天台宗の寺院である白毫寺(びゃくごうじ)だ。正確には「天台宗五台山白毫寺」となっていた。小生の住んでいる伊丹からは、中国道、そして舞鶴道を利用すれば、1時間位のところなのだ。

 

 シーズンを迎える名所・旧跡の観光地は、当然のことながら、週末と祝日は、大混雑になるのであるから、平日の午前中が狙いめなのである。ましてや、ゴールデンウィークに見頃を迎える藤なのだから、人気もまた半端でない。

 

 舞鶴道の春日ICから地道を福知山方向へ10分ほどドライブすると、白毫寺の駐車場に到着する。今は、臨時の駐車場が設置されていたのだが、10時前というのに、すでに4つの駐車場がいっぱいだった。しかし、回転が早いので、車の出入りはスムーズだった。ただ、寺の山門前の道路は狭く、更に、観光バスが通るので、係員の誘導に従う必要がある。幸いなことに最も近い駐車場に駐めることができた。

 

003_20250503125601 010_20250503125701 013_20250503125801  山門入口で、入場料500円を支払う。本堂を参拝して、藤が植わっている広場に行くのだ。120メートルの長さにわたって広場に、藤棚が整備されているのだ。”野田長フジ”というのが正式名称だが、通常は「九尺フジ」と呼ばれている。九尺は、大げさだが、1メート037_20250503125901 043_20250503125901 045_20250503125901 ルを超えるフジの花は甘い香りがして、壮観な眺めだった。広場には、臨時のベンチがあり、また出店もまたオープンしていた。(商売熱心?)である。また、見頃ということで、放送局の取材をやっいた。

 

 グルーっと見物し、権現堂や、鯉のいる心字池を回わると、シャクナゲやツツジそれに錦058_20250503130001 065_20250503130001 066_20250503130001 モミジを楽しむことができるのだ。そして道路の対面にある民家(近藤家)の庭が一般公開しており、そこにもまた九尺フジが手入れされて、満開であった。説明書きによると、この家のフジが親木なって、白毫091_20250503130101 096 寺のフジがあるというのだ。要するに、白毫寺のフジはクローンというわけだ。無料開放であるが、心付けとして、ワンコインを備え箱に入れた。

 

 夜になると、フジはライトアップして幻想的になるようだが、それは今後の楽しみとして取っておく(可能かどうかは別として!)ことにした。約1時間くらいで、白毫寺をあとにして、帰路につく。途中にある駐車場は、臨時の駐車場を含めて、7つあり、それが、ほとんど満車に近かった。平日であっても、これだけ混雑しているのだが、休日・祝日は、大渋滞を起こすだろうと、勝手に納得したのだった。

 

 隠居した身分なので、ゆっくりと名所旧跡を平日に楽しむことができたのだった。

2025年4月10日 (木)

伊丹駐屯地創立記念行事

  小生の自宅のすぐ近くにある自衛隊の総監部(中部方面総監部)は年に2回ほど敷地の中に一般の人を大正に、オープンハウスを開催している。春は、4月にサクラの開花に合わせて、そして10月は、創隊記念のこれまたオープンハウスだ。一般市民が、敷地の中に入ることができるのだ。

001_20250407140801  それにしても実に仰々しい名前の行事なのだろうか。「陸上自衛隊 伊丹駐屯地 創立74周年記念行事」などという行事である。単純に、「サクラ花見のオープンハウス」と、言えばいいだけだ。そんなことは、大きな問題ではない。4月5日に実施されるということなので、昼前に、見学してみるのだ。10月は、東側のみの入場だったが、今回は、正門から入場できるのだった。

 

002_20250407140901 004_20250407140901 006_20250407140901 009_20250407140901 手荷物検査を受けて早速、散策である。建物の入口で、音楽隊の演奏をやっていたのでしばらく、聞いていた。すると、ソプラノ歌手として、昨年入隊した濱野萌々子が「春よ来い」を歌ったのである。素晴らしい声量であった。聞き惚れたというのが正直な感想である。後でネットで検索すると、昨年入隊し、陸士長という階級である。2022年に歌姫であった「鶫真衣(つぐみまい)」が中央音楽隊へ異動したのを受けて、今は、中部方面総監部の歌姫となったというのだ。これから、彼女のソプラノを聞く機会が増えるかもしれない。

 

007_20250407140901 012_20250407140901  桜まつりも兼ねているようで、見頃の桜が充実している。模擬店は、相変わらず、外部の屋台業者が運営しているようなので、焼きそばにしろ、ポテトフライにしろいい値段だ。このくらいの値段ならば、コンビニや、ファスト010_20250407141001 013_20250407141001 フードで買ったほうがマシだ。後で、聞いたところによると、自衛隊は、模擬店などで、儲けてはいけないらしい。そこで、外部の業者にまかせているとのことだ。模擬店はすでになくなっており、留役第一主義の業者が運営しているとのこと。それでも人気があり、家族連れが、多く、ちょっとしたラッシュアワーの感だ。

 

 見頃の桜をあとにして、帰路につく。と言っても10分もかからずに帰宅だ。

 

 敷地内のごく限られた部分だけが、オープンになっているのだが、それでもサクラを楽しむことができるのだ。見頃の桜見物が出来たので、満足して、総監部をあとにした。

2025年3月30日 (日)

緑ヶ丘公園の桜

伊丹市の緑ヶ丘公園は、阪神間では、かつてはウメの名所でありちょっとしたパンフレットにも紹介されていたのである。しかし、ウメ輪紋病ウイルスに感染していることがわかり、2015年にすべて焼却処分にされたのであった。単身赴任を終え、伊丹に本格的に住み始めて、3年間ぐらいしかし、このウメの名所を楽しむことが出来なかった。その後、サクラを植樹してサクラノ名所にすることが、市から発表されたのであった。

 

 10年経っているので、育ち具合を毎年チェックしているのである。と、行ってもただ見て楽しんでいるだけだ。今年も、3月末に、行ってみたのである。伊丹市のサクラは”咲き始め”というのが、公式な発表(?)の日であった。自宅から800メートルくらいなので、ランニング練習のついでに、寄ってみたというのが、正しい表現)?)なのである。メインの練習コースである端ヶ池のサクラは咲き始めということで、前回(3月25日)紹介したのである。そのコースから、ちょっとだけ外れた場所にあるのが、緑ヶ丘公園だ。

 

20250328134328 20250328134254 20250328134224  ソメイヨシノは、チラホラであったがエドヒガン、雅などは、見頃を迎えていた。河津桜は、散り始めかな。

 

20250328134643 20250328134650 20250328134701 緑ヶ丘公園には、池があるのだが、その池には、シラサギの一種である「ダイサギ」が一羽いて、のんびりとしていた。また、ハクモクレンは、散り初めだった。池の周りのレンギョウ(黄色の花)がきれいに20250328134930 20250328134850 手入れがされていたのであった。

 

 ウメの名所では、なくなったが、これからは毎年、サクラが楽しめる公園に段々と、変貌していくのだろう。

2025年3月25日 (火)

端ヶ池(ずがいけ)の春

 3月20日春分の日を境に、だんだんと春めいてきたのである。ランニングのトレーニングを続けていたのだが、ようやく、春のウェアに変更できそうである。(といっても、手袋をや0005 20250321134407 005_20250325200301 007_20250325200301 めて、ジャケットを交換するだけ。)小生のホームコースである端ヶ池は、伊丹市の桜の名所なのだが、開花宣言は、まだまだ先のようだ。ようやく近くの植木屋で育てている河津桜や、寒桜などが、満開になってきたのである。例年より2週間以上遅れて、見頃を迎えたということだ。

 

  端ヶ池トリムコースの桜トンネルは”蕾固し”というところだ。しかし、ユキヤナギはぼつ001_20250325195901 001_20250325195901 20250321134949 ぼつ咲き始めており、木瓜の花は、それなりに咲き始めたようだ。やはり、春は近づいているのを確認したのだった。 004_20250325200101 もう一つのホームコースの”天神川堤防”でも、桜はまだ遠いが、こちらは、蕾が膨らんでいた。また、008_20250325200101 が満開であった。

 

 3月22日(日)はついでに、住んでいる伊丹市の市役所に行ったのだった。ようやく、玄018_20250325200401 021_20250325200401 022_20250325200501 関が整備でき、駐車場がオープンとなったということで、ちょっとしたセレモニーが行われたのである。伊丹大使と呼ばれている吉本の芸人が来たらしい。(小生は興味ない。)模擬店などが出て、家族連れで賑わっていたのだった。

 

 まあ、そんなこんなの春間近の1日だった。

2025年2月10日 (月)

幸せホルモン

 面白い名前である。「幸せホルモン」、こんなホルモンが、存在することは、小生はあまり詳しくしらなかったが、流石にタダノ教授はよく知っていた。理工学部の教授でありながら、心理学に関してもかなりの知識のあるのであった。先日呑みながら、タダノ教授が教えてくれたのだ。彼の話だと、ヒトは幸福になるのに、幸せホルモンに影響しているというのだ。心理学と、臨床心理学を収めているタダノ教授は流石である。呑みながらだが、彼の話を聞いてみて納得したのである。

 

 面白い名前のホルモンがあるんだな。と、言うのが正直な感想だった。よく調べると、幸せホルモンというのは、1つだけではなく、4つ(3つということも)有るという。タダノ教授話を聞くことにした。そもそも幸せホルモンとは、①オキシトシン、②セレトニン、③ドーパミン、④エンドルフィン(これを加えない場合もる)の事をいう。よく聞く名前だ。タダノ教授によると、それぞれ働きは異なるが、幸せになるためには必要なホルモンだというのだ。全部が必要かどうかは時と場合によるという。どんなものなのか興味津々で、彼に詳細を聞いてみた。

 

 ①オキシトシン--愛情ホルモンなのだ。特に母親が、嬰児を胸に抱くとたっぷりと出るらしい。肌のふれあいにより、母性本能が幸せを感じるということなのだ。それならば、男性はどうかというと、スキンシップや、ハグがそれにあたるという。正直なところ、『それって、本当?』という気持ちだナ。ときには父親が子供をあやしているときも時にはオキシトシンが出るのだ。

 ②セレトニン--イライラや疲れを取り、睡眠や精神状態を安定させる。タンパク質を摂って、太陽の光を浴びれが分泌が促されるのだ。要するにリラックスさせる働きがあるのだ。

 ③ドーパミン--ヤル気の素だ。行動の原動力である。要するに意欲が見なぎてくるのだ。これもタンパク質を摂ることで、分泌を促すことができる。

 ④エンドルフィン--気分の公用や、達成感、陶酔感をもたらすという。ランナーズハイが典型的な症状だという。

 

 タダノ教授はよく知っているものだと感心した。小生は、セレトニンや、ドーパミンは知っていたが、オキシトシンと、エンドルフィンは、名前だけの知識であった。過去半世紀のランニング人生で、ランナーズハイを味わったことはたったの2回だけだ。今考えるとその時にエンドルフィンが分泌されたのかもしれない。

 

 タダノ教授の話によると、まだまだ幸せホルモンに関しては、わからないことがあるという。彼は、これを第二のライフワーク(第一はもちろん、理工学である)にするつもりのようだ。

2024年12月20日 (金)

展望的記憶

 タダノ教授は小生と同じく引退したのではあるが、時々いっぱい飲みながら話をするのだった。毎度のことながら、小学生時代・中学時代の思い出を二人で酒を飲みながら、話をするのだった。こんな風に昔話に花を咲かせるのが常なのだ。タダノ教授によると、これは、”回想的記憶”というものらしい。これに対して、今後の予定など将来に対する記憶を”展望的記憶”というのだ。と、教えてくれた。明日の会議予定や、デートの約束日時などを記憶するのである。年を取ると(取らなくとも)、手帳に記述する必要があることだ。

 

 この展望的記憶には、厄介なこともあるという。回想的記憶は、思い出せなくとも特に支障はない。認知症が進んだと判断されるかもしれない。そして、昔話ができないくらいだ。しかし、展望的記憶は、将来のことなどで、この記憶のトラブルは、大問題に発展することがある。会議の予定や、頼まれ事を忘れると、大変なことになる場合があるのだ。電車の中に、傘を忘れることや、仕事帰りに頼まれたショッピングを忘れるなどは、謝れば済む話なのかもしれない。この展望的記憶は、常にアクセスして、リフレッシュし消えないようにしなくちゃいけないようだ。行ってみれば、ダイナミックメモリーというわけだ。また、なにか別のことに気を取られると、展望的記憶は、すぐに忘れてしまうのでもある。ヒューマンエラーというわけだ。

 

 人間だから、間違いがあるのは仕方がないが、時々新聞紙上やニュースで騒がれる”車中の子供の置き去り”事故が報じられる。痛ましい事故なのだ。幼稚園・保育園の送迎バスの中に置き忘れたり、二人の子供を保育園に送りに行って、一人だけ置き去りにしてしまうような事故が無くならない。親は後悔してもしきれないのだ。子供に対して、愛情がないわけではないのである。なにか別のことに気を取られたり、思い込みで行動してしまうと、忘れてしまうのが、この展望的記憶なのだ。だからといって、子供を車中に置き去りにすることが許されるわけではないが、ヒューマンエラーなので、なくなるわけがない。

 

 では、どうすればいいのだろうか。一つは、ハードで対策をすることである。電車の中に傘を忘れないために、手首と傘を紐で結ぶ(他にもあるだろう)。子供の置き去りをなくすために、車の中にセンサーを付ける(すでに実施済み、またはその予定だ)。また、手順をしっかりと守る規則の設定する。(ダブルチェックなども有効かもしれない。)手順をルーチンにする。考えなくて済むようにすることだ。

 

 なんとか悲惨な事故をひとつでもなくしたいものである。

2024年12月10日 (火)

やっと秋、否、冬だ

  季節の変わり目がわからなくなってきている昨今の天候事情である。小生の住んでいる伊丹だけでなく、全国的に異常なのだから、仕方がない。11月になっても夏日が続いて、やっと涼しくなったと思ったら、すぐ冬の寒さがやってきたのだ。テレビでは、コメンテーターなど地球温暖化の影響だ、など、好き勝手なことを言っている。まあ、言うのが仕事だから、上っ面のことだけ言うには、誰にも迷惑がかからないからいいのかもしれない。そもそも地球温暖化の意味などわかってない人々がなんと多いことなのか。まあ、どうでもいいことなのかもしれない。ただ、短い春と、短い秋では、日本の四季は本当に寂しくなる。これは仕方がなのかもしれない。

 

 30年ほど前に米国のノースカロライナに住んでいたときのことだ。ここは間違いなく、今の日本の気候ににている。何しろ春は、1ヶ月もない。桜と、フジ、それに、ツツジをはじめとして、日本では、3ヶ月くらいかけてゆっくりと咲く順番を楽しめる花々が、ほぼ2週間で、咲くのだ。どれもが一遍で、満開になる。情緒も何も有ったことがない。真に、下品な咲き方をするのである。秋は秋で、一度に紅葉になるのだ。そして、すぐに冬だ。小生の感覚では、春は、2週間、そして秋は、同じように2週間だ。あとは、夏と冬である。

 

 最近の日本を見ると、季節の移り変わりは、春と秋のない夏と、冬になってしまった感覚だ。ちょっと寂しい限りである。毎度のように、ランニングのトレーニングをしていると、この伊丹でも、季節の感覚を感じるときがある。やっと、秋らしく紅葉を見ることができたと思った001_20241208200701 004_20241208200801 ら、もう冬なのだ。小生のランニングコースは、天神川堤防、伊丹緑道、そして、瑞ヶ池公園なのだが、先週から、ホーッとするくらい紅葉を見ることができる。ただし、秋が深まったようなきれいな紅葉ではない。緑と赤のグラーデーションの様な紅葉だ。これはこれで、乙なのかもしれない。今後は、この様な秋を、楽しむ訓練をしなくてはいけないようだ。

 

 すっかりと様変わりした伊丹の「イロハモミジ」を見ながらランニングして、こんな事を考えたのである。

003_20241208200801

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